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2015/10/2

欧州自動車短信

Lanxess

この記事の要約

独特殊化学大手のランクセス は9月22日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと合成ゴムの合弁会社を設立することで合意したと発表した。両者がそれぞれ50%(約12億ユーロ)出資する。本社となるホールディング会社はオ […]

独特殊化学大手のランクセス は9月22日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと合成ゴムの合弁会社を設立することで合意したと発表した。両者がそれぞれ50%(約12億ユーロ)出資する。本社となるホールディング会社はオランダに置く。当局の認可を得て、2016年上半期に手続きを完了する見通し。新会社にはランクセスの合成ゴム事業を移管する。対象となるのは、タイヤ&スペシャリティーラバーズ(TSR)とハイパフォーマンスエラストマーズ(HPE)の2事業部門および各管理部門。従業員数は約3,700人となり、9カ国に20工場を持つ。合弁会社はサウジアラムコから原料の供給を受け、合成ゴムやエラストマー製品を自動車やタイヤ、建設、石油・ガス業界の企業などに供給していく。

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