ポーランド化学大手のアゾティ・グループは9月28日、英シンクタンクの王立国際問題研究所(チャタムハウス)の法人会員となったと発表した。チャタムハウスでは、食糧やエネルギーの安全保障など現代社会が直面する様々な問題について国際的な議論が交わされている。同社は、法人会員としてこのような国際議論に参加することにより国際的なプレゼンスを強化する。
チャタムハウスでの議論は例えば、ガスの価格や排ガス基準、生産コストなどビジネスにおいても大きな影響力を持つ。アゾティはこのような議論への参加を通して、同社やポーランドの意見を国際社会に発信していくことの重要性を指摘している。
アゾティは今年初めの世界経済フォーラム(ダボス会議 2015)にも産業パートナーとして参加した。