スイス重電大手のABBは20日、米マイクロソフトと協力し、電気自動車用の急速充電ステーションに新しいサービスプラットフォームを提供すると発表した。ABBの急速充電ステーションをマイクロソフトのクラウドサービス「アジュール(Azure)」と連携させる。また、両社は今後、機械の学習機能や予測分析の分野でも協力する。
ABBは、マイクロソフトとの協力により、急速充電ステーションを利用する顧客に、安定性が高く、世界的な拡張性と最新の管理機能を持ったプラットフォームを提供することができるようになる。
電気自動車の普及が進む中、充電ステーションの運営会社などで今後、高いパフォーマンスと安定性を兼ね備えたサービスプラットフォームの需要は高まると見込んでいる。