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2015/10/30

GAZ、メルセデス・ベンツ向けのプレス部品を現地生産

この記事の要約

ロシア商用車大手のGAZは10月22日、ニージニー・ノブゴロド工場でメルセデス・ベンツのデリバリーバン「スプリンター」向けにプレス部品と車体構造部品の生産を開始したと発表した。 部品は、GAZがニージニー・ノブゴロド工場 […]

ロシア商用車大手のGAZは10月22日、ニージニー・ノブゴロド工場でメルセデス・ベンツのデリバリーバン「スプリンター」向けにプレス部品と車体構造部品の生産を開始したと発表した。

部品は、GAZがニージニー・ノブゴロド工場で受託生産するスプリンターに使用するほか、スペア部品として販売する。今後、表面パネルを生産する計画もあるほか、GAZが生産した部品を国外のアフターマーケット市場に輸出する可能性もあるという。

プレス部品はこれまで非独立国家共同体(CIS)諸国から輸入していた。今回の措置によりダイムラーは部品の現地調達比率を引き上げることができる。

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