ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブ は10月21日、欧州の大手トラックメーカーからシャーシ部品を受注したと発表した。また、同月27日には、トラックの世界最大手の一社から新しい自動変速機(AT)用シフトレバーの設計・開発・量産を受注したと発表した。いずれも取引先の社名は公表していない。
欧州のトラック大手からは、キャビンと車両フレームを接続する部品を受注した。契約期間は5年で、取引規模は3,400万ユーロとなる見通し。同製品はメンテナンスの手間が少なく運営コストを削減できる利点があるという。生産は2016年から開始する。
AT用シフトレバーは、メキシコのヌエボ・ラレドにある工場で生産し、北米市場に供給する。契約期間は4年で、取引規模は1,500万ユーロとなる。