ロシア商用車大手のGAZグループは13日、モスクワの公共交通機関モスゴルトランスからLiAZ(Likino Bus Plant)ブランドの低床式バス「E5」75台を受注したと発表した。バスはモスクワ市内の路線バスとして投入される。
「E5」は、MAN製のエンジンを搭載する。乗車定員は85人(座席数23、車いす用スペース1)。低床式であるうえ、停車時に車体がドア側へ15度傾くため、乗り降りが円滑になり、路線バスの運行時間を15%短縮することができる。
GAZは2010年からモスゴルトランスに「E4」および「E5」を累計で約3,500台納車した実績がある。2013年にはソチで開催されたオリンピック向けに開発した「LIAZ‐5292」も供給した。