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2015/12/4

企業情報 - 自動車メーカー

VW、11月の米国販売24.72%減

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は12月1日、VWブランドの11月の米国販売が2万3,882台にとどまり、前年同月に比べ24.72%減少したと発表した。ディーゼル車に不正ソフトウエアを搭載し排ガス規制逃れをしてい […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は12月1日、VWブランドの11月の米国販売が2万3,882台にとどまり、前年同月に比べ24.72%減少したと発表した。ディーゼル車に不正ソフトウエアを搭載し排ガス規制逃れをしていた問題を受け、2.0リットル4気筒TDIエンジンおよび3.0リットルV型6気筒エンジンを搭載した車両の販売を自主的に停止していることが影響したと説明している。メディア報道によると、ガソリン車のディーラーへの供給が需要に追い付いていないことも販売減の一因と見られている。

排ガス不正問題をめぐっては、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先ごろ、VWの長期信用格付けを「シングルAマイナス」から1段階下げて「トリプルBプラス」に格下げした。S&Pは10月にもVWの同格付けを「A」から「シングルAマイナス」に格下げしている。

また、VWグループのインド法人は1日、同国で「EA 189」エンジンを搭載した車両約32万4,000台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

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