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2015/11/27

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イスラエル、自動車統計 2014年

この記事の要約

ドイツ貿易・投資振興機関によると、イスラエルの2014年の自動車輸入台数は前年比19.8%増の約31万4,000台に拡大した。乗用車が23.9%増の27万9,205台と大幅に伸びたことが主因。 乗用車の輸入が大幅に伸びた […]

ドイツ貿易・投資振興機関によると、イスラエルの2014年の自動車輸入台数は前年比19.8%増の約31万4,000台に拡大した。乗用車が23.9%増の27万9,205台と大幅に伸びたことが主因。

乗用車の輸入が大幅に伸びた背景には、3.5トン以下の車両に対する自動車購入税が2015年から変更されたため、駆け込み需要があったことがある。2014年12月の輸入台数は5万1,000台と、前年の約4倍に増加した。

ただ、年内に新車登録していない輸入車もあるため、2014年の乗用車新車登録は輸入を約3万9,000台下回る約24万台にとどまった。

乗用車の新車登録は、現代自やトヨタ、起亜など、韓国と日本メーカーが上位を占めている。

同国の2014年末時点の自動車保有台数は約300万台で、乗用車が82.8%を占めている。自動車の平均使用年数は7.0年だった。

人口1,000人当たりの保有台数(2014年末時点)は自動車全体で358台、乗用車のみでは296台と、その他の比較可能な工業国に比べて少ないため、同国の自動車市場は成長が見込まれている。

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