スイスのデジタルシュトローム(digitalSTROM)は9日、同社が開発したスマートハウス・ソリューションを米電気スポーツカーメーカー、テスラモーターズのモデルの車載モニターから利用できるようになったと発表した。スマートハウスとは家電製品や住宅設備をネットワークでつなぎ様々なサービスを利用できるシステム。テスラモーターズのドライバーは例えば、車載モニターからガレージのシャッターを開閉したり、玄関の外灯のスイッチを操作することができる。
デジタルシュトロームは9月にベルリンで開催された国際コンシューマー・エレクトロニクスショー「IFA 2015」で自動車向けコンセプトを発表したばかり。テスラはオープンインターフェースを採用しているため、短期間でデジタルシュトロームのスマートハウス・ソリューションを導入することができたとしている。テスラモーターズの顧客はこの新サービスを無料で利用することができる。
デジタルシュトロームはスイスのシュリーレンに本社を置き、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダなど欧州各国で事業を展開している。