オートニウム、米合弁工場を売却

スイスの自動車部品大手オートニウムは2日、日本特殊塗料(東京都北区)とオートニウムの合弁会社UGNが米国のイリノイ州シカゴハイツにある工場を米プライベートエクイティ会社のエンジェルズ・エクイティ・パートナーズに売却したと発表した。取引価格は公表しないことで合意している。

UGNは1986年からシカゴハイツの工場で自動車用のダンパーを生産していた。同工場の売却はUGNの米国における製品ポートフォリオを見直す措置によるものであるとしている。UGNは同工場の売却後も、米国とメキシコに残る5工場で日本の自動車メーカー向けに防音や温度管理用の部品の生産を継続する。

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