独高級車大手BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは6月8日、ロサンゼルス市警察(LAPD)に電気自動車「i3」100台を納車する案件を落札したと発表した。LAPDが複数メーカーの電気自動車を実用試験し、「i3」の調達を決めたという。
BMWオブノースアメリカによると、「i3」の落札では、米国環境保護庁(EPA)の認定によるエネルギー効率の高さや信頼性、フリート管理などに活用できるBMWの車載システム「コネクテッドドライブ」、充電インフラに関する豊富なノウハウ、「BMW i」ブランドのサービス網や利便性、コスト効率などが判断材料になった。
「i3」は今春からLAPDの業務に投入されている。LAPDは「i3」を非緊急時のフリート車両として、警官の移動や地域の奉仕活動などに使用する。