独エルリングクリンガー、独ホーファーに戦略的出資

独自動車部品大手のエルリングクリンガーは10月27日、独エンジニアリング会社のホーファーに資本参加(出資比率27%)すると同時に、ホーファーの子会社であるホーファー・パワートレイン・プロダクツに過半数出資(同:53%)すると発表した。今回の措置により、ハイブリッド車や電気自動車の駆動システムに関するノウハウを取得し、代替燃料車分野の事業を強化する。

ホーファーは1980年設立のシステム開発会社で、自動車業界向けにドライブトレイン向けのシステムのほか、測定、試験、組み立てなどの技術も開発している。特に、スポーツカーや高級車分野の小規模生産に重点を置く。従業員数は約800人を超える。

エルリングクリンガーによると、今回の取引額は総額で数千万ユーロとなる。取引完了は来年となる見通し。

上部へスクロール