「BMW i」の技術移転は、首尾一貫した次のステップ=BMW社長

独高級車大手BMWのハラルド・クリューガー社長は10月31日発行の独業界紙『オートモビルボッヘ』に掲載されたインタビュー記事の中で、サブブランド「BMW i」やBMWグループの今後の電気駆動車戦略などについて語った。

クリューガー社長は「BMW i」と並行して従来のグループブランドからも電気駆動車を発売することについて、「戦略転換ではなく、我々の戦略に沿った首尾一貫した次のステップだ。すなわち、他のモデルシリーズへの技術移植であり、すでにBMWブランドからプラグインハイブリッド車「i Performance(アイ・パフォーマンス)」を販売している」とコメントした。

BMWは現在、電気自動車「i3」とプラグインハイブリッド車6モデルを販売しており、電気駆動モデルは計7モデルをラインアップしている。

「BMW i」ブランドの今後については、2018年に「i8ロードスター」を発売し、次のマイルストーンとして2021年に「iネクスト」を発売する計画という。

BMWは、「BMW i」ブランド以外では、2019年にMINIの電気自動車、2020年にはBMW「X3」の電気自動車の発売を予定している。

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