独高級車大手BMWのハラルド・クリューガー社長は業界紙『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ』(10月24日付、電子版)によるインタビュー記事の中で、2021年にサブブランド「BMW i」から発売する計画の新モデル「iネクスト」について語った。
クリューガー社長は「iネクスト」の柱となる特徴として、(1)次世代の電動ドライブトレイン(2)未来の内装(3)自動運転(4)未来のコネクティビティ――の4つを挙げ、「iネクスト」を市場投入するにあたり電気駆動システムの搭載だけでは十分ではない、との見解を示した。また、例えば、高度な自動運転走行では、走行中に映画を観るなど車内での過ごし方が変わるため、新しい内装や未来のコネクティビティが必要になるなど、これら4つの特徴が相互に関連することになる、と説明した。
クリューガー社長は、これらの技術の実現に向けた他社との協力関係構築について、7月1日に発表した米半導体大手インテルおよびカメラベースの先進運転支援システム技術を開発するイスラエルのモービルアイとの提携は我々の協力関係の中核になる、と述べ、自動運転技術の開発に向けたオープンプラットフォームを構築し、参加するパートナーをさらに広げていきたいとの考えを示した。
2つ目の協力関係としては、ダイムラー、アウディと共同でノキアのマッピング・位置情報サービス子会社ヒア(HERE)を買収したことを挙げ、高精度のデジタル地図なしで自動運転は実現できない、と説明した。
3つ目にはトヨタとの燃料電池車に関する協力関係を挙げ、「我々はすでに共同作業で良い感触を得ている」とコメントした。