BMW「iネクスト」、オプションで後続距離750kmも=独誌

独自動車専門誌『アウト・モートア・ウント・シュポルト』(電子版、11月9日付)によると、独高級車大手のBMWがサブブランド「BMW i」から2021年に発売する予定の電気自動車の新モデル「iネクスト」は航続距離が500キロメートルとなり、オプションで航続距離が750キロメートルのバッテリー搭載も可能となるもようだ。外観は、BMW「5シリーズ」に近いクーペに似た4ドアセダンになる見通しという。

また、「iネクスト」のシステム出力は、現在の6気筒または8気筒エンジンと同水準となり、バッテリー容量は約110kWh、各バッテリーセルの高さは約11センチメートルと、競合のメルセデス・ベンツが搭載する電池よりもさらにフラットだが、セル数はメルセデスの電池を上回るという。

同誌によると、BMWのクラウス・フレーリッヒ取締役(開発担当)は、「(「iネクスト」の)イノベーションをすべてのアーキテクチャ、製品、ブランドに広げていく」と語っており、「iネクスト」の革新技術はBMWグループの他のモデルに広く採用されていくと見られている。

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