BMW、NYブルックリン区で「リーチナウ」開始

独高級車大手のBMWは15日、パイロットプロジェクトとして米国の一部都市で実施しているカーシェアリングの新サービス「リーチナウ(ReachNow)」をニューヨーク市のブルックリン区でも開始すると発表した。ブルックリン区は、シアトル、ポートランドに次いで同サービスを開始する3番目の都市となり、東海岸では初めてとなる。

「リーチナウ」では、従来のカーシェアリングと異なる新しいサービスとして、◇運転手付きの車両予約サービス(「ライド」サービス)◇一定のグループ内でカーシェアリングを利用できるサービス(「フリートソリューションズ」)◇2~5日の長期間、特定の車両を利用できるサービス(「リザーブ」)◇MINIのオーナーが自家用車を使用していない間、「リーチナウ」に車両を提供することができる(「シェア」)――の4つを提供している。

「シェア」で自家用車を提供できるのは、2016年式以降のモデルで、最低2日以上提供できることが条件となる。また、各サービスは地域によって開始時期が異なっている。

ブルックリン区では現在、BMW「3 シリーズ」とMINI「クラブマン」を配置している。また、シアトルとポートランドでは現在、3万2,000人以上が会員登録しており、BMW「i3」、「3 シリーズ」、MINI「クーパー」、「クラブマン」など約800台を配置している。

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