独高級車大手のアウディは12月13日、ドイツのミュンヘン空港でプレミアムモビリティサービス「アウディ・オン・ディマンド」を開始した。ウエブアプリから好みのモデルを予約し、空港のターミナル内にあるアウディ・ショールーム(myAudi Sphere)で車両をピックアップするレンタカーサービス。
「アウディ・オン・ディマンド」は2015年春にサンフランシスコで初めてサービスを開始した。ドイツではミュンヘン空港が初めてとなる。
時間ベースで課金されるシステムで、1時間のみの利用も可能。走行距離の上限はない。同サービスではアウディの最新モデルもレンタルすることができるという。
■ 新サービス4種類を世界各地で試験導入
「アウディ・オン・ディマンド」は、アウディが世界各地で試験導入を開始している新しいモビリティサービス4種類の1つ。「アウディ・オン・ディマンド」のほかには、複数のモデルを選択して交換しながら利用できる「アウディ・セレクト」、高級住宅地向けのカーシェアリングサービス「アウディ・アット・ホーム」、法人向けのカーシェアリングサービス「アウディ・シェアド・フリート」がある。
「アウディ・セレクト」はデンマークで、「アウディ・アット・ホーム」は香港で、「アウディ・シェアド・フリート」は米国で、それぞれ試験導入を開始している。