起亜のスロバキア工場、乗用車・エンジンの生産微増

韓国の起亜自動車はこのほど、スロバキア子会社キア・モーターズ・スロバキアの2016年通期の乗用車生産が33万9,500台となり、前年に比べ0.4%増加したと発表した。エンジンの生産は61万2,900基で、前年に比べ5%増加した。

スロバキア工場で生産したエンジンの半分以上はチェコにある現代自動車の工場に供給している。エンジンの種類別では、起亜用の1.7リットルディーゼルエンジンの生産が最も多く、全体の24%を占めた。

乗用車生産では、「スポーテージ」の生産が最も多く、全体の64%を占めた。「シード」シリーズは全体の28%、「ベンガ」は8%の割合だった。

完成車の輸出先は、英国(16%)が最も多く、ドイツ(9%)とロシア(9%)が2番目に多い。輸出台数が大きく伸びたのはイスラエルで全体の6%を占めた。

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