PSA、ケニアでプジョー車を現地生産

仏自動車大手のPSAグループは4日、2017年6月から、ケニアでプジョーブランドの車両の現地組み立てを開始すると発表した。同国で2010年からプジョー車を輸入・販売しているURYSIAと同日、現地生産に関する契約を締結した。

生産規模は年1,000台超を予定している。完成車はケニア市場向けとし、当初はプジョーの上級セダン「508」、続いて新型SUV「3008」の生産を開始する計画という。今回の生産委託事業は、成長戦略「プッシュ・ツー・パス」の一環であり、国際事業を強化するのが狙い。PSAグループは、アフリカおよび中東地域における販売を2025年までに年100万台とする目標に掲げている。

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