ドイツポストDHL、華為技術と物流用IoT分野で協力

独郵便・物流大手のドイツポストDHLは16日、中国の通信機器大手である華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)と産業分野の物流向けIoTアプリケーションの開発で協力すると発表した。IoTをサプライチェーンプロセスの管理や最適化などに活用する。

モノのインターネット(IoT)は、インターネットを通じてさまざまなモノを相互接続し、センサーなどで収集した情報を交換して制御する仕組み。今回の協力では、華為技術のIoT技術やネットワークインフラ、コネクティビティ技術とドイツポストDHLの倉庫管理や貨物輸送、配送業務のノウハウを連携し、産業分野の物流サービス向けのIoTアプリケーションを共同で開発する。

両社は共同開発した技術の外部への販売も視野に入れており、特に、欧州と中国での商用パイロットプロジェクトを計画している。

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