スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズと自動車安全システム大手のオートリブが設立した自動運転システム用ソフトウエアを開発する合弁会社Zenuityが4月18日、業務を開始した。
合弁会社の出資比率はそれぞれ50%。本社をスウェーデンのイエーテボリに置き、ドイツのミュンヘンと米デトロイトにも拠点を持つ。従業員数は当初、約300人でスタートする。両社からの出向に加え、一部は新規に採用した。中期的に600人に増員する計画。
同合弁が開発する先進運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)システムは、ボルボ車に搭載するほか、オートリブを通してボルボ以外の自動車メーカーにも販売する。2019年までに最初のADAS製品を発売し、その後、AD技術も市場投入する計画。