独高級スポーツカーメーカーのポルシェ は電気駆動車のラインアップを拡大していく方針だ。独業界紙『オートモビルボッヘ』(4月19日付、電子版)によると、ポルシェのオリバー・ブルーメ社長はこのほど、「Eモビリティとポルシェの相性は極めて良い。2019年に発売予定の純粋な電気自動車『ミッションE』以外でもこのことは証明されるだろう」と述べ、今後さらに電気駆動モデルを増やしていく意向を示した。また、電気駆動の量産車の開発について、「ポルシェ特有の走りを実現するため、レーススポーツの経験を生かしている」と語っている。ポルシェは2017年に新型「パナメーラ」のプラグインハイブリッド車を発売した。年内にさらに新型「カイエン」のプラグインハイブリッド車も市場投入する計画。ブルーメ社長によると、ミッションEの開発は計画通りに進んでおり、パナメーラを改造して駆動装置を試験した後、1週間前から最初のプロトタイプの走行試験を実施している。