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2017/4/28

一般・技術・その他 (旧)

ハノーバーメッセ、インダストリー4.0などに注目

この記事の要約

ドイツで国際産業見本市「ハノーバーメッセ」(2017年4月24日~28日)が開催された。2017年は、テーマ「産業システムの統合化‐価値の創造(Integrated Industry ‐Creating Value)」の […]

ドイツで国際産業見本市「ハノーバーメッセ」(2017年4月24日~28日)が開催された。2017年は、テーマ「産業システムの統合化‐価値の創造(Integrated Industry ‐Creating Value)」のもと、世界約70カ国から6,500社以上が出展した。パートナー国はポーランド。産業のデジタル化を目指す「インダストリー4.0」、機械学習、人工知能、ロボットと人の協業(Cobot)などに注目が集まった。

出展企業・機関のうち国外からの出展は約60%を占める。ドイツ、中国、イタリア、ポーランド、トルコ、米国からの出展が多く、今年のパートナー国であるポーランドからは約200社が出展した。

今回の見本市では、故障による産業設備の稼働率の低下を防ぐため、機械学習の技術を活用して故障発生前にメンテナンスを行う予知保全(Predictive Maintenance)、再生可能エネルギーや分散型発電システムを既存の発電所と連携する「エネルギーの統合化(Integrated Energy)」などに注目が集まった。また、作業員の身体的負担を減らすため外骨格(エクソスケルトン)型サポーターや、ロボットと人の協業(Cobot)、作業効率を改善するための仮想現実(バーチャルリアリティ)や拡張現実(AR)、メガネ型データ端末、タブレット端末なども高い関心を集めた。

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