独研究チーム、バッテリー消費を最適化するソフト開発

ザールラント大学のホルガ・ヘルマン教授率いる研究チームは、電気自動車におけるバッテリー消費を最適化するソフトウエアを開発した。このソフトウエアには2つの特長がある。1つは、渋滞や外気温の変化などの不確実性を計算に入れて車内温度を調整する。この機能は小型人工衛星のバッテリーの運用効率を上げるために開発されたものだ。2つ目はバッテリー内部の作動状況をより詳しく把握・分析する機能で、航続距離を若干でも伸ばすことができる。たとえば、駆動モーターのバッテリー負荷が少ない時に暖房を稼働させるなどして電気消費を調整する。

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