独政府による充電インフラ整備の助成プログラム、26件を認可

独連邦運輸デジタルインフラストラクチャー省(BMVI)はこのほど、自動車用充電インフラの整備を支援する助成プログラムを通して26件のプロジェクトに総額約56万ユーロを助成すると発表した。

BMVIは当該助成プログラムを通して、ドイツ全域を対象に新たに1万5,000基の充電設備を設置する計画で、2017~2020年に総額で3億ユーロの予算を計上している。

第1回目の助成申請の受付期間は2017年3月1日~2017年4月28日までとなっていた。民間企業、自治体による申請を受け付けており、公共の充電設備であることや、再生可能エネルギー由来の電力を活用することなどが助成条件となっている。

BMVIは近く、次回の申請受付を開始する予定。

第1回の申請では6件のプロジェクトで急速充電器23基が助成認可を受けた。うち、バーデン・ビュルテンベルク州の自治体系エネルギー・水道事業者が申請した10基が最も多かった。通常の充電器では、ラインラント・プファルツ州の自治体系エネルギー・水道事業者が申請した64基など、計24件160基が認可を受けた(4件では同じ事業者が急速充電器と通常の充電器の両方で助成金の認可を受けた)。

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