VWとクーカ、モビリティ向けサービスロボットの開発で協力

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループは7日、独産業用ロボット・機械設備大手のクーカ(KUKA)とロボットを活用した将来のモビリティ(移動)向けサービスコンセプトの開発で協力すると発表した。電気駆動車や自動運転に関連したサービスロボットを開発する。

クーカのティル・ロイター社長はVWとの提携について、「ロボットは将来、日常生活の様々な場面で人間をサポートするようになる。自動運転もそのような日常から切り離して考えることはできない。我々はこのような未来を形成するため、革新的なコンセプトの開発で協力する」とコメントした。

両社はすでに、既存の共同研究プロジェクトで、電気自動車の充電をロボットがサポートするという、人間とロボットのコラボレーション(協力)に関する研究に取り組んでいる。ドライバーが駐車場の指定のスペースに電気自動車を停止すると、ロボットが充電用ケーブルを接続する仕組み。両社は今回の提携により、既存の協力関係をさらに発展させていく。

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