独ボッシュ、サプライヤー賞を授与

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、品質やコスト、開発、物流などで優れた実績を示したサプライヤーを表彰する「ボッシュ・グローバル・サプライヤー・アワード」の授与式を行った。15回目となる今回は、世界11カ国の44社が受賞した。(次頁の表参照)

同賞の今年のテーマは「成功におけるパートナー(Partners in Success)」だった。ボッシュのフォルクマー・デナー社長はサプライヤーとの協力関係について、「ネットワーク社会においてパートナーシップはますます重要性を増している。階層的な価値の連鎖(バリューチェーン)は、付加価値の高いネットワークに変わりつつある」とコメントした。また、モノのインターネット(IoT)化においてソフトウエアの重要性が高まっていると言及し、ボッシュのソフトウエア調達規模は2023年までに3倍の30億ユーロ超に拡大するとの見通しを示した。

同賞は6カテゴリー(イノベーション、原料・部品、電子・電気機械、機械、市販品、間接購買)を設けている。今回は国外企業が半数以上を占め、このうちアジアの企業は約3分の1を占めた。

国別の内訳は以下の通り:ドイツ(18)、日本(6)、中国(5)、米国(4)、イタリア(4)、韓国(2)、インド(1)、スウェーデン(1)、スイス(1)、スロベニア(1)、トルコ(1)。

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