シュコダ自、イスラエルのIT新興企業との協力強化

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8月24日、デジタル技術や新しいモビリティ・ソリューションの開発を強化する目的で設立したSKODA AUTO DigiLabが、イスラエルのIT分野の新興企業や企業、大学との連携を強化するため、同国の輸入販売会社であるチャンピオン・モータースと協力することで合意したと発表した。

イスラエルはデジタル分野の新興企業が多く、研究開発が活発であることから、当該分野の新興企業や企業、大学などとの情報交換を活発化し、共同プロジェクトの実施や、新しい事業モデルの開発などへの展開を目指していく。

SKODA AUTO DigiLab とチャンピオン・モータースは、共同のイノベーション・プラットフォームを構築し、自動車やスマートモビリティなどに関連した新興企業のプロジェクトを支援する計画。

チャンピオン・モータースは、アライドグループ傘下の企業で、イスラエルでシュコダや他のVWグループのブランドのモデルを輸入・販売している。アライドグループやチャンピオン・モータースは、イスラエルのIT分野の新興企業やベンチャーキャピタルファンドとのネットワークを持ち、アライドグループ自らも自動車の運転支援システムやセンサー、コネクティビティ(接続性)などを開発する企業に資本参加しているという。

SKODA AUTO DigiLab はプラハに拠点を置き、外部の企業や研究機関との協力関係構築にも力を入れている。

上部へスクロール