独自動車大手のダイムラーは14日に開幕したフランクフルト国際モーターショー(IAA)で4台のコンセプトカーを世界初公開した。
メルセデスベンツからは、ショーカー「AMGプロジェクト・ワン」、電気自動車のコンパクトカー「コンセプトEQA」、燃料電池を搭載した量産前モデルのSUV「GLC Fセル」の3モデル、小型車ブランドのスマートからは「ビジョン・EQ・フォーツー」を出展した。
ショーカー「AMGプロジェクト・ワン」は、フォーミュラ1の高性能ハイブリッド技術を搭載したプラグインハイブリッド車で、出力は1,000PS以上、最高速度は時速350kmを超えるとされる。
量産前モデルの「GLC Fセル」は、燃料電池と車載電池を組み合わせたプラグインハイブリッド車で、水素燃料の充填に加え、車載電池の充電が可能で、長距離走行を可能にした。水素4.4キログラムで最大437km(新欧州ドライビングサイクル(NEDC)モード)、リチウムイオン電池の充電では、最大49km(NEDC)を走行することができる。