ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は9日、同国の2017年9月の新車(乗用車・小型商用車)販売が14万8,371台となり、前年同月に比べ17.9%増加したと発表した。1~9月の累計は前年同期比10.6%増の112万9,374台となった。
自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は9 月の販売好調について、ロシア市場が継続的な回復基調へ向かっていることを示している、と述べるとともに、7~9月の四半期の販売は、前年同期に比べ17.7%の増加となり、2年前の同期の販売台数(41万台)と同水準に達した、と説明した。
AEBは今後数カ月もプラス傾向が続くとの見通しから、2017年通期の予想を前年比10.8%増の158万台に上昇修正した。