独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア・モーター は2日、ジュール工場の累計生産が50万台に達したと発表した。50万台目となったのは、アウディ「TT S」で、ジュール工場で生産している2.0リットルの4気筒ガソリンエンジンを搭載する。この記念車は英国に輸出される。ジュールでは1998年にアウディ「TT」モデルの生産を開始し、これまでに100万台以上の車両を生産している。今回は、2013年にジュールに一貫生産工場を開設してから50万台目の生産となる。ジュール工場には現在、従業員4,000人が勤務している。同工場では、2018年にコンパクトSUVのアウディ「Q3」、2019年からはコンパクトユーティリティビーグル(CUV)「Q4」の生産も開始する予定。