フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車大手セアトは、SUVの2代目となる「アローナ(Arona)」を11月から市場投入する。ルノー「キャプチャー」やフォード「エコスポーツ」と競合する。セアトの「イビサ」や「レオン」と同様にReference、Style、XCELLENCE 、FRの4グレードを用意する。エントリーモデルのReferenceの販売価格は1万5,990ユーロから。
「アローナ」は全長4.14メートルで、「イビサ」から安全アシスト機能やLEDヘッドランプなど多くの技術を引き継いでいる。パワートレインは最高出力70kW/95PSまたは85kW/115PSの1リットルガソリンエンジンを搭載。最高速度は時速182km。条件がよければ走行100km当たりの燃費は4.9リットル(CO2排出量111g/km)にとどまる。セアトによると、2018年には1リットルの天然ガスエンジン(66kW/90PS)搭載車も販売する予定。