独フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は12月1日、チェコの本社工場であるムラダー・ボレスラフに建設する新しい塗装施設の定礎式を行った。投資規模は2億1,450万ユーロ。従業員数は最大650人を予定している。新しい塗装施設は、2019年6月に操業を開始する予定。
同施設では、3交代制で1日当たり600台の車体を塗装することができる。既存の塗装施設を合わせると、ムラダー・ボレスラフ工場の塗装能力は1日当たり2,700台に拡大する。また、計5層となる塗装の厚みは約100ミクロンにとどまる。
なお、シュコダは先ごろ、ムラダー・ボレスラフ工場で2020年にシュコダ初の純粋な電気自動車の生産を開始する計画を発表した。