独郵便・物流大手のドイツポストDHLグループは11日、子会社ストリート・スクーターが開発・生産する電動小型商用車「ストリート・スクーター」の外部向けの販売で、独自動車大手BMWグループのリース子会社アルファベット(Alphabet)と提携すると発表した。両社は販売協力により、法人顧客における電動小型車の需要拡大に対応する。アルファベットはすでにオランダで、約6カ月前から「ストリート・スクーター」の法人向けの販売を開始している。
アルファベットは、車両リースや金融サービスに加え、保守・修理、保険など総合的なサービスを提供している。本社はドイツのミュンヘンにあり、現在は世界19カ国で66万台を超える車両を管理している。2013年には、純粋な電気自動車だけでなく、プラグインハイブリッド車、電動小型商用車なども含めた電気駆動車向けサービス「アルファエレクトリック」を開始した。
ストリート・スクーターはグループのドイツポストDHLにストリート・スクーターを供給するほか、外部顧客向けにも車両を開発し、販売している。