スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループ は10日、モロッコ政府の依頼を受けて国際連合工業開発機関(UNIDO)、米国国際開発庁(USAID)と共同で首都カサブランカに、トラック運転手を養成する自動車学校を開設すると発表した。同国では近年トラック輸送の増加を受け交通事故が急増し、社会問題となっている。職業ドライバー専門の自動車学校を開設することで、交通安全の向上と自動車死亡事故の減少につなげる。学校は2019年1月の開校で、4年間で約500人のトラック運転手を養成する予定。ボルボ・カーズは、車両、教習設備、指導員のトレーニングプログラムを提供する。同社がアフリカにおいて自動車学校の開設に関わるのは、エチオピアに続いて2回目となる