PSA、人工知能の産学連携研究団体に参加

仏自動車大手のグループPSAは3日、人工知能(AI)の産学連携研究団体「パリ人工知能研究所(PRAIRIE:PaRis Artificial Intelligence Research InstitutE)に創設メンバーとして参加すると発表した。自動車メーカーでは最初の参加となる。自動車部品メーカーでは、フランスのフォルシアとヴァレオが参加している。

PSAは、AIを将来の移動(モビリティ)を形成する中核技術として重視している。世界のトップ企業が参加する同研究団体への参加を通して、未来のモビリティソリューションの開発を推し進める。

PRAIRIEには、米大手企業のアマゾン、フェイスブック、グーグル、マイクロソフトのほか、韓国のインターネット大手ネイバーの研究子会社ネイバー・ラブス(Naver Labs)、フィンランドの通信機器大手ノキア傘下のノキア・ベル・ラブス(Nokia Bell Labs)、フランス企業からは、PSA、フォルシア、ヴァレオのほか、クリテオ、スエズが参加している。また、学術機関からは、フランスのPSL大学、フランス国立科学研究センター(CNRS)、フランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)が参加している。

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