独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループのモビリティサービス子会社であるモイアは、27日まで開催されているハノーバー見本市でライド・プーリング用の新型EV「モイア+6」を披露した。「モイア+6」はVWの商用車「クラフター」をベースに開発したEV車で、運転手を除く定員は6名。全長6m、車高2.3mの車内では、高速インターネットやUSBポートが利用できる。来年からハンブルクで運用される予定。
同社は現在、ハノーバーにおいてもVWのミニバン「T6」を使ってライド・プーリングの実証試験を行っており、夏から本格運用を開始する計画という。
ライド・プーリングは目的地が同じ方向の乗客がオンディマンドで車両を相乗りするモビリティサービス。利用者はアプリを使って運行状況や料金を調べることができ、予約や支払いもアプリ経由で完了できる。