BMW、中国でアリババのスマートスピーカー導入

独自動車大手のBMWは北京モーターショー(一般公開:4月29日~5月4日)で、中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)傘下の研究機関アリババAIラブスが開発したスマートスピーカー「天猫精霊(TMALL GENIE)」とBMWのモビリティサービス「BMWコネクテッド」を連携させると発表した。中国のBMW顧客は7月末から天猫精霊を利用できるようになる。

ドライバーは例えば、自宅に居ながら天猫精霊との音声対話で燃料の残量や、車両のドアや窓の施錠状況を確認することができる。また、BMWコネクテッドに登録されている移動スケジュールと連携し、次の目的地に時間通りに到着するための適切な出発時間を音声対話で質問することもできる。

BMW は中国では、2016年12月にBMWコネクテッドを導入した。現在、約100万人の顧客が同サービスを利用している。

BMWは欧州と米国では、米アマゾンの「アレクサ(Alexa)」または米グーグルが開発した「グーグルホーム」をBMWコネクテッドと連携させている。

上部へスクロール