独エネルギー大手のEnBWは、電気自動車(EV)向けの急速充電スタンドの整備を加速する。このほど行われた株主総会でフランク・マスティオ最高経営者(CEO)は、現在128カ所ある急速充電スタンドを2020年までに1,000カ所に拡大すると述べ、今後増えると見込まれるEV向けのインフラ整備事業を加速する計画を示した。EnBWはすでにドイツ国内の高速道路サービスエリアの三分の一に急速充電設備を設置しているほか、子会社のEnBW mobility+Appを通してデジタル課金アプリを提供。すでにダウンロード数は10万件に達している。電力会社系のEV充電サービスとしては国内最大の事業規模を誇っている。