VWチャイナ、安徽江淮汽車・セアトとR&Dセンター設立

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の中国法人フォルクスワーゲン・グループ・チャイナ(VGC)は9日ベルリンで、中国の自動車メーカー、安徽江淮汽車(JAC)、VWのスペイン子会社セアトと共同で、中国に新しい研究開発センターを設立する趣意書に署名した。同センターでは、電気駆動車の開発や、接続性(コネクティビティ)および自動運転技術に関する研究開発に重点を置く。研究センターは2021年に完成する予定。

VGC、JAC、セアトの3社はさらに、純粋な電気自動車(BEV)の高性能なプラットフォームを共同開発し、当該プラットフォームをベースにしたモデルを市場投入する計画。

セアトは今回の合意の枠組みにおいて、VWと安徽江淮汽車(JAC)との合弁会社JACフォルクスワーゲンに資本参加する。増資またはVGCの持ち分取得を通して実施する予定。また、セアトは2020/2021年に中国市場に進出する計画。

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