シュコダ、上半期販売が過去最高に

チェコのシュコダ自動車がこのほど発表した2018年上半期の販売台数は、前年同期比11.6%増の65万2,700台となり、上半期として過去最高を記録した。

6月は前年同月比10.8%増の11万6,500台を販売。特にSUVモデルの「コディアック」と「カロック」の人気が依然として高い。また中国市場にもコンパクトSUVの「カミック」を6月に投入した。ただ、シュコダのベルンハルト・マイヤー社長は、「乗用車の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」の導入により下半期の販売が落ち込む恐れがあると警戒している。

西欧市場における6月の販売台数は前年同月比7.7%増の4万9,400台、上半期は5.9%増の26万7,100台だった。ドイツにおける6月の販売台数は1.6%増の1万7,600台、上半期全体では5.6%増の9万3,000台。中欧では6月に8.2%増の2万800台、上半期全体で4.8%増の11万5,000台だった。ロシアを除く東欧の6月の販売台数は13.1%増の4,300台、上半期全体では17.5%増の2万2,600台。ロシア市場では6月に26.3%増の7,100台、上半期では26.6%増の3万6,300台と好調であった。また、最大市場の中国における6月の販売は16.9%増の2万7,500台、上半期では23.5%増の16万5,500台に拡大した。

上部へスクロール