独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の中国法人フォルクスワーゲン・グループ・チャイナ(VGC)は7月18日、2018年上半期(1~6月)の出荷台数を発表した。第一上海汽車(SAIC)との合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)および第一汽車(FAW)との合弁会社、一汽大衆(FAW VW)の合弁2社の中国本土と香港における出荷台数は、前年同期比9.2%増の約199万台に拡大した。うち、輸入車は8万3,00台だった。
VGCのヨッヘム・ハイツマン最高経営責任者(CEO)は販売好調について、セダンの堅調な販売に加え、SUVモデルの販売強化が奏功した、と説明する。
ブランド別の上半期販売は、VWが前年同期比6.3%増の148万3,200台だった。アウディは、同20.3%増の30万6,600台の2ケタの伸び率となった。アウディ「A4L」の販売が好調で、上半期は前年同期比65.1%増の約7万4,700台と、ほぼ4台に1台を占めた。
シュコダの上半期販売は、23.5%増の16万5,500台。6月には中国市場専用モデルのコンパクトSUV「カミック」を投入した。
ポルシェの上半期販売は3万3,400台だった。