英自動車工業会(SMMT)が8月30日発表した同国の2018年7月の国内自動車生産統計によると、乗用車の生産は12万1,051台にとどまり、前年同月に比べ11.0%減少した。国内向けが35.0%減と大幅に落ち込んだ。前年同月は複数の新モデルの発売を受けて国内向けの登録台数が17.7%増と急伸していた反動がある。輸出も4.2%減の10万1,637台に低迷した。
1~7月の累計は、前年同期比4.4%減の95万5,453台だった。国内向けは16.0%減、輸出も1.2%減少している。
■ 7月の商用車生産、12.8%増加
7月の商用車生産は7,331台となり、前年同月に比べ12.8%増加した。国内向けが5.8%減少したものの、輸出が27.8%増と大幅に伸びた。
1~7月の累計は前年同期比3.0%減の4万8,797台にとどまった。国内向けが13.5%減、輸出は3.4%増加した。
■ エンジン生産、7月は1.0%増加
7月のエンジン生産は、前年同月比1.0%増の19万4,974基となり、前年同月を僅かに上回った。国内向けが11.6%減と低迷したものの、輸出が13.0%伸びた。1~7月の累計は、前年同期比5.2%増の168万5,096基。国内向けが6.7%減少した一方、輸出は14.5%増加した。