CATL、来年にもドイツで営業開始

2018年8月31日発行 No.656号

7月にドイツ中東部のテューリンゲン州に初の国外工場を建設する計画を発表した中国のリチウムイオン電池大手コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)は、来年にもドイツで営業を開始する計画だ。CATLのドイツ事業責任者であるマティアス・ツェントグラフ氏が独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』に明らかにした。

工場はまだ着工していないものの、同氏によると、出来るだけ早く環境に慣れ、現地に存在を示すため、来年から営業を開始し、最初の部署を立ち上げる計画であるという。工場を建設する予定の工業地域フランクフルタークロイツに、使用していない既存の施設を借り、拠点を確保する意向という。

具体的には、まずは、中国から輸入したセルを顧客に発送するための倉庫をテューリンゲン州に用意する計画。ドイツに到着したセルの品質や機能を検査する機能も設ける見通しという。次のステップとして、欧州の顧客と将来のプロジェクトに向けてプロトタイプ開発で協力するための部署を立ち上げる方針。さらに、ドイツや欧州の機械メーカーや装置メーカーとも協議していく意向を示している。

CATLはテューリンゲン州の新工場に2022年までに2億4,000万ユーロを投資する計画で、600人の新規雇用を予定している。

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