スウェーデン商用車大手のスカニア は10日、ストックホルム商科大学(SSE)と提携し、同大学内に、未来の交通・物流エコシステムのビジネスモデル開発に取り組む研究センターを開設すると発表した。「スカニア・センター・オブ・イノベーション&オペレーショナル・エクセレンス」と称する新センター責任者には、SSEのマーティン・スコルド(Martin Skold)準教授が就任する。スカニアの支援期間は10年間の予定。持続可能な交通システムへの移行が進むなか、同社は、大学などの研究機関や部品メーカーなどの取引先、技術開発企業などとの戦略的提携を積極的に進めており、今回のSSEとの連携もその一環となる。