全ドイツ自動車クラブ(ADAC)は会員向けに、ルノーの電気自動車(EV)モデル「ゾエ」を24時間試乗できるサービスを提供する。日常での使い勝手や充電ステーション利用を含め、EVのリアルな運転を体験してもらうのが狙い。
会員はADACのウェブサイトからルノー・ディーラーでの試乗を予約。ディーラーで走行距離や居住地近くの充電ポイントなどの説明を受けた後、試乗がスタートする。利用者は24時間の利用を通じて、自分の日常生活にEVが適しているかなどを確かめることができる。
試乗できる「ゾエ」は2機種用意される。「ゾエ・ライフ Z.E. 40」は電気容量41kWhのバッテリーを搭載し、WLTP基準による航続距離は316km。「ゾエ・ライフ」は電気容量22kWhのバッテリーを搭載し、175km走行できる。
ADACは5月からBMWのEVモデル「i3」のリースサービスを開始しており、会員から好評を得ているという。