独自動車大手のBMWは10月24日、自動運転技術用ソフトウエアの開発パートナーとして、オーストリアのITエンジニアリング会社ティーティーテック・グループ(TTTech)傘下のTTTech Auto、インドのエンジニアリング・ITコンサルティング会社KPITテクノロジーズと協力すると発表した。TTTechとKPITは主に、自動運転用プラットフォームを外部に供給する際のソフトウエアスタックの分野で協力する。
BMWは、両社との協力により、他の自動車メーカー(OEM)も活用できるスケーラブルな自動運転用プラットフォームの開発を進めるほか、「レベル3」および「レベル4/5」の自動運転機能の開発でも協力する。
BMWは2016年7月に、米半導体大手のインテルおよびカメラベースの先進運転支援システム技術を開発するイスラエルのモービルアイと自動運転車の開発で提携すると発表した。自動運転用プラットフォームの開発では、インテル、モービルアイのほか、自動車部品大手の独コンチネンタル、カナダ・オーストリアのマグナ、米アプティブ(旧デルファイ)、欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、中国の検索エンジン大手の百度(バイドゥ)とも協力関係にある。