カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは10月25日、モーションコントロール(動作制御)ソフトウエアを手掛ける独ハプトロニーク(Haptronik GmbH、ドレスデン)を買収すると発表した。同分野の最先端の知見を取り込み、メカトロニクス製品開発における主導的地位を強化する狙い。来年1-3月期の手続き完了を見込む。
ハプトロニークはメカトロニクス製品の動作制御ソフトを専門とする。ドアの開閉装置など自動車の様々な動力装置を独自のアルゴリズムを用いて制御し、乗員の体感性能を向上させる技術を持つ。
マグナはハプトロニークの買収により、パワードアやパワーゲートシステムの性能がより高度なものになると期待している。