独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOLは、米国のミシガン州に新工場を開設する。11月1日付け『オートモビルボッヘ』紙が報じた。新工場は2019年末に稼働する予定。従業員数は50~60人、生産能力で年300MWh(電気バス1,500台分に相当)を見込んでいる。
AKASOLは今年6月にフランクフルト証券取引所に上場した。ドイツ中部のヘッセン州ランゲンにある本社工場では、バスや鉄道、大型トラック、船舶向けのリチウムイオン電池システムを生産している。従業員数は現在約110人。製品をダイムラーやボルボなどに供給している。今年は売上高で2,400万ユーロを見込んでいる。