米自動車部品大手のビステオンは15日、独カールスルーエにコックピット・エレクトロニクス部品の研究開発拠点を開設したと発表した。ドメインコントローラーや自動運転関連の技術開発を強化し、欧州の自動車大手からの需要増に対応する。
新拠点は面積が6,500平方メートル、従業員は400人。ブルガリア、ルーマニア、フランス、英国の各技術開発拠点と連携し、コックピット・ドメインコントローラー「スマートコア」や、ビステオンが開発した自動運転プラットフォーム「ドライブコア」の開発を手掛けていく。開発対象には運転席のインフォメーション表示やドライバーアシスタント機能なども含まれる。
同拠点では独自動車大手BMW、ダイムラー、ポルシェ、フォルクスワーゲン(VW)などが顧客となる。